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偶然に転職するのではなく、転職は必然と受けとめて積極的かつ計画的に実行せねばならない。
転職はマイナスイメージでなくなった従来の日本社会は会社を変わる人を「あの人は腰が軽い」、「できない人だ」などとマイナス評価する傾向が強かった。 しかこの10年ぐらい前から少し変化が生じてきた。
私は毎年2千人ぐらいの人を経営者と一緒に面接しているので、その変化を実感している。 10年も前だと転職の多い人は書類選考の段階で人事担当者が落としてしまっていた。
ところが最近は「とにかく会って話を聞いてみよう」という会社が多くなった。 そして面接の場で退職理由を、A社の場合は、B社は、C社はと一社一社確認し、それが納得できれば採用することになる。
問題は退職理由である。 退職理由が暖昧であったり、辛抱強さに欠ける印象を与えたり、短気なのではないか、結局は能力不足でクビになったのではないかという印象を与えては採用してもらえない。
面接官が一社ごとの退職理由をなるほどと納得できるように、上手に説明できるよう十分な準備をしておかなければならない。 漠然とした理由ではか転職バッタになってあちこち渡り歩くことになってしまうのがオチだ。

辞める時期の見きわめには、ふたつのポイントがある。 ひとつは年齢、もうひとつは転職するさいの時代背景がある。
年齢は、経験も積み、仕事も身につきだす大学卒業後5年、27歳が最初の節目だ。 次の節目が30歳で、若さもあり、仕事のキャリアも深まる時期。
経験が高く売れるときだ。 最後のチャンスが35歳。
あぶらののった働きざかりの時期で若さもまだ残っているなぜ自分は転職したいのかのポイントである。 「給与が安い」「やりたい仕事をまかせてもらえないから」など、はっきりとした動機が必要となる。
「会社がつまらない」「フィーリングが合わない」といったよ」、というのが私の主張だ。 また、退職者の一般的動向をみると、7月と1月の退職が他の月より比較的増えるという傾向が通例となっている。
何ごとによらず岐路の見きわめは大切なことだが、こと転職に関してはポイントを見誤れば転職は失敗する転職には無理もないと思える仕事もベテランの域に達し、キャリアを最大限に売り込める。 時代背景は、好・不況の読みがポイントだ。
不況のときは募集も減り、転職は不利。 なるべく好況期を待つ。
どうしても不況期にぶつかるときは、中堅、中小企業でも、10年先を読み、不況のなかでの好況業種を探す目を持ちたい。

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